引っ込み思案な子供が上手にコミュニケーションをとれるようになるには?
ディベート大会5連覇の言葉の達人が自らの体験をふまえ語った。
インタビュアー 佐藤 満(トライ)
トライ
ディベートに興味をもったきっかけは何ですか?
太田
フジテレビの深夜番組「ザ・ディベート」を高1の時に見て衝撃をうけたのです。その番組で双方向のコミュニケーションの素晴らしさに感銘し、大学に入るとすぐに、友達と「ディベートサークル」Burning Mindを立ちあげました。
トライ
小学生の頃からディベートは得意だったのですか?
太田
実は、小3までは、授業で手をあげることができない引っ込み思案な子供だったのですよ。(笑)
トライ
本当ですか。何かのきっかけがあって活発になったのですね。
太田
はい。小4の時に今でも尊敬している素晴らしい先生に出会ったのです。国立大附属小学校などで活躍されていた先生で、公立小学校の教師生活最後の一年間、担任として受け持ってくれました。
トライ
素晴らしい出会いが大きな転機となったのですね。
太田
そうなんです。漢字テストの結果を番付にする「漢字相撲」という取り組みで、なんと横綱になったのです。それが自信につながりましたね。また先生は私を学級委員長に指名して頂きました。引っ込み思案だったのが嘘のようにみんなの前で話せるようになったのです。先生に出会ってなければ、今の自分はいないかもしれません。
トライ
どのような訓練がディベートを上手にしますか?
太田
私は「知識は創造の源」を座右の銘にしています。本を読むなどして知識を得ることが楽しくなるように育てればディベートに関わらず、周囲とのコミュニケーションが豊富になります。
トライ
本を読むことが重要ということですが、小中学時代に読んで今でも印象に残っている本はありますか?
太田
たくさんあります。当時は学校からの推薦図書はほとんど読んでいました。 例えば、「
マンガ日本の歴史シリーズ
」「
窓ぎわのトットちゃん
」「人を動かす」などは興味深く読みましたね。今でもディベートの前にはテーマと関連した書籍を20冊程度必ず読みます。その過程も楽しんでいるんですよ。
トライ
最後に、ディベートを続けてきて、良かったことを教えて下さい。
太田
友人ですね。色々な分野のディベートをすることで、多方面の友人ができました。ディベートを終えて、さわやかに握手をかわす。勝ち負けではなく互いにたたえあい、友情が芽ばえます。社会人になった今でも大事な友人たちです。
トライ
本日はありがとうございました。またディベートに興味をもたれた方は、11月11日 BM Debate Mania Yが開催されるので、是非会場でご観覧下さい。
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なぜか主張がとおる人の話し方&考え方
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出版社 PHP研究所
価格 1,260 円 (税込)
太田龍樹(オオタリュウキ)
1972年東京都生まれ。桐蔭学園時代に見た番組をきっかけにディベートに興味を持つ。明治大学在学中に、ディベート団体Burning Mindを設立。
現在ソニー生命保険鰍ノてコンサルティング営業に従事。専修大学、明治大学でディベートの講師を努める。
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